経営理念
王子グループは、多様な事業を抱え、海外売上高比率が30%を超えるグローバル企業へと成長しました。そのような我々が掲げる経営理念が、「革新的価値の創造」「未来と世界への貢献」「環境・社会との共生」です。近年の経営環境は大きくかつ急速に変化しています。変わり続ける時代のニーズを充足し、新しい未来を支えるモノづくりを、そして持続可能な社会の発展を目指して、王子グループは進み続けます。
革新的価値の創造
社会の幅広い分野で価値観の変化を機敏に察知し、斬新な発想による「チャレンジングなモノづくり」を通じて、社会の潜在ニーズを充足する「革新的な価値」を提供してまいります。
未来と世界への貢献
あらゆる国・地域・社会に「革新的な価値」を提供し、新しい未来を創造するグローバル企業であり続けます。
環境・社会との共生
自然や地球とともに生き、そして繁栄しつづけるために、環境問題に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
存在意義(パーパス)
森林を健全に育て、
その森林資源を活かした製品を創造し、社会に届けることで、
希望あふれる地球の未来の実現に向け、時代を動かしていく
健全に育て管理された森林は、二酸化炭素を吸収、固定するだけではなく、
洪水緩和、水質浄化等の水源涵養、防災という機能の他に、生物多様性や人間の癒し、
健康増進等にも貢献する効果があります。
そして、森林資源を活かした木質由来の製品は、その原料が再生可能であり、
化石資源由来のプラスチック、フィルムや燃料等を置き換えていくことができます。
王子グループは、森林を健全に育て管理し、
その森林資源を活かした製品を創造し、社会に届けることで 、地球の温暖化や環境問題に取り組み、
希望あふれる地球の未来の実現に向け時代を動かしていきます。
長期ビジョン2035
王子グループの目指すべき姿への道筋として、長期ビジョン2035を策定しました。

中期経営計画2027
<数量目標>
長期ビジョンに基づき、これからの3年間で取り組むべき戦略・目標を中期経営計画2027として発表しました。2027年度経営数値目標にROE8.0%等を掲げ、王子グループの中長期的な企業価値向上に向けて、様々な取り組みを進めます。

資本効率の改善に重点を置いた経営の下、既存事業の収益力を強化し将来の進化に向けた強固な収益基盤を構築していきます。
<財務目標>

<事業目標>
